XTキャブ 





XT125(17T)キャブは、基本的にXT200(23J)と同じキャブ本体です。

ただし、ジェット類は異なります。


15E-14312-22-00 キャブASSY
ニードルセット15E-W1418-00-00
JET, MAIN (#118)    JET, PILOT (#040)
THROTTLE SCREW SET (15A-W1411-00)
15E-14312-22-00 VALVE, THROTTLE 1
(注意・これはYAMAHA社北米向けサイトからの資料)


23Jキャブ (パ−ツリストより)
12T-14301-00 キャブASSY.
12T-W1418-00ニードルセット
MJ #122    パイロットジェット#40
スロトルスクリューセットは同じ品番


47Jキャブは、
口径は同じ24扱いのようですが、スロットルバルブの太さは違います。
17Tと23Jは同じなのに、47Jは細いのです。
下記のジェット類と合わせて、
やや体感的にもおとなしいけれどスムーズさを得ている印象でしょうか。

中身だけではなく、本体形状が異なるので、実際は別物です。

47J-14301-00 キャブASSY.
47J-1490J-00 ニードルセット
MJ#116  パイロットジェット#38
(パーツリストより)


と、言いながら、2010年ころに23Jキャブがよいわ、と発注しましたが、
47Jキャブしか無いですよ、と言われ。



情報を頂きました。

KEYSTERのキャブレター燃調キット

 投稿者:雨傘  投稿日:2011年 7月31日(日)
この間の続きです。
私、別に岸田精密工業(KEYSTER)のセールスマンでもなんでもないんですが、
先日ご紹介した燃調キットはなんだかとっても気になっているんです。

調べてみると、どうやら、この特許技術を基にした製品なんだと思うのですが...

(内容自体は、「・・・え、こんなんで特許になるの?!」って感じもあるのですが。)
なんか、「容易に望みの空燃比」って言葉はすく魅力があるような...

・・・と、ここまで書いてて気づいたのですが、やっぱり、誘引は値段かなぁ。値段!

やっぱり、3000円(税抜)で買えるんだったら、ありがたいなぁ。




この情報を元に、発注しました。



キャブレター本体を除き、消耗品扱いな部分までほぼフルにパーツが入っています。
これは送料込みで、4000円超程度でした。  2011夏

47J怪はPWKで対応を継続検討中なのですが、
23J怪は、23Jキャブのままです。
アイドリング不安定とかいろいろあるので、メンテナンスに有利です。

これ、お勧めかと思います。

ただし、M/Jを固定するホルダーはありません。



201606下旬

もう一社、補修キットを販売されている会社があります。
K&F cabreterさんです。
chb48さんが購入されたようですが、
それによるとKeysterさんとの違いは、ノーマルパーツのみの組み合わせだということ。

Keysterさんのキットを所有しているのですが、発注しました。

なぜ?。
それはKeySterさんのを使うのがもったいないからですw。

23Jで、やや引っかかる感じのところがあり、インナーパーツをすべて取り換えてみるかと。
なのでセッティングの変更ができる、KeySterさんのものは使うのが惜しい。

47J怪にもKeySterさんのパーツでノーマルキャブで行けるのかもしれないのです。
ま、ひとまず23Jで使ってみます。



20170612

23JキャブA 23JキャブB  どちらもインナーパーツをキットで取り換え。
キャブAはオーバーフロー発生したため、キャブBへ換装。
開け始めでひっかかるが、よく回る。トルク感はやや薄いか?。

で、キャブAのオーバーフローを治すために、バルブをもとのものに戻します>OK。
で、キャブAに戻すと、トルク感はキャブAが上。
やや開け始めにひっかかる感じは残るがキャブBよりは穏やか。
様子見中=悩み中。 フロートレベルでかなり濃い・薄い感が違うと感じる。
PE28(47J)でフロートレベルに悩まされたが、やはり反映されるのか。

20170617
下り坂でアクセルOFFから開けていくときの感触が悪いので、ニードル調整。
クリップ5段階の一番上で、納得中。



で、代替できるキャブは存在するのか?で、調べる(過去にもやった)。
エアクリ側と炎神側のサイズが課題。40mm、33mmくらい

ミクニVM24は同じ品名で今も販売があるのだが、その部分のサイズは異なる。
エアフィルター取り付け口径:Φ43、インテークマニーホールド取り付け径:Φ28

京浜PE24もやはり異なるようだ。インシュレーター側外径:31mm、クリーナー側外径:45mm
ノーマルエアクリBOXのままで、このサイズ差に対処するのは、あれこれと面倒なのです。

PWK28、PE28では、47Jと同じにセロー3RWのインシュレータ、エアクリ側で対処できるが、
以前(2014夏以降)にも、それ何度もやったんだけどセッティングが出なかったんだなぁ。
またセロー225初期のインシュレータとか欠品なのでTW用などを探すことになる。
いや、もってるけどw。


20171007 OKOのもどきPWK26をやっていましたが・・・。

ニードルをチェックするのが面倒になり。

自爆スイッチさんから送ってもらった47Jの中古キャブ

23Jキャブのほうがパワフルなはずと思い込んでいたので、
結構前に所有していた新品47Jキャブは、困っている人に送ってしまったw。
スライドバルブ径が23Jのほうが太いもの。
ところが、47Jキャブを取り付けてみたら、
まず粘ること。アクセル全閉付近での粘りが良くて、ターンの美学を見せつけられるかも。
高速域も、別に困るような速度差は無い、というか、まったく差は無いような気がする。
 M/Jに注目

ずっと上の比較では、#120と#116とかの差と書いてあるが、これは #108にしか見えない。
しかも妙な形状のM/J。  なおかつP/Jは、#40だったような。

何でも良いのです、調子よければ。アイドリングもOKですし、悪いところは何もない。
PWKの感触も捨てがたいが、これで良いのではないでしょうか。

ということで結着 2017編 でしたorz。

みっつ穴のあるM/Jは、KENSOのバクダンキットでした。
MIKUNIとKEIHINでは番手表記に差があるので、これがVMの116相当なのでしょうか?。
ニードルは気づかなかったけど、バクダンキットなのかしら?。
いや、セローWのときにバクダンキットのニードルは導入したことがある。
形状的に、ニードル位置を決めるクリップをはさむところのような切り込みが
ニードルのとんがった下部側に加工されており、
そこによってガソリンの霧化を促進するような意味合いだったはず。
なので、これは普通のニードルだろう。
もう入手できないと思われるので大事にしようっと(なにもしないと思われ・・・)。




20171009の感想

ほぼ完ぺきにセッティングされている47J+バクダンキットかと思います。
が、つねに兄貴にアタマの上に手を置かれている感じとか、
そのせいか、燃費が心配な感じとかw。
回せば回るが、回りたいとは思っていないような感触。
意識してアクセルを開けていかないと、速くは走れません。
クルマの後ろをついてだらだらと走るのは得意ですが、
クルマが速度を上げた時に、アクセルへの反応が緩いというか、
シフトダウンを求めてこないとか、微妙な。
PWKのほうがかろやかな感じがあるので燃費が良さそうな気がしますけど
比較できない(PWKでセッティングが計測できていない)ので、
これからのことですね。


MIKUNIと思い込んでいた純正キャブ・・・・。
外側やフロートとかに(TK)みたいな浮彫刻印があるんですが〜。
ふうてんさんサイト経由で、六つ星てんとう虫さんのSR125B情報で、
それは テイケイ 社と知ります。
TK社 Y24T という型式名、ということらしいです。知らなんだ〜。



 XT200にセロー225炎神を搭載した場合、キャブはどうするのか?

 ふたつの方向性があります。

 XT200の純正キャブを継続する方法と、キャブを他の物へ変更する方向です。
 セッティングの変更は必要ですが、XT純正キャブで問題はありません。

 で、他の方法はPE28やPWK28などセロー225でのキャブ変更に沿うものがあります。 
 FCR28の装着事例もお仲間に2名ほどおられますが、
 パワフルですが、全体に濃いか?というお話が聞こえてきます。
 お高いので我が家では検証無理かと思っております。
   
 またセロー純正キャブに変更することも考えられますが、
 セロー225とXT125/200ではリアサス形状が異なるため、
 セロー225用のキャブはXTリアサスに当たってそのままでは使えません。
 これに対処する改造を行った仲間(丈さん)もおられますが、
 溶接作業も必要なのでスキルがなくては対処できない方策となります。
 おすすめはXT純正キャブとなります。




<比較。

  Re: 燃費 投稿者:清次郎屋(丈) 投稿日:2018年 8月 2日(木)13時56分

らいおん> だんな〜、そもそも1KHのキャブって取り付くんですかw。
らいおん> どっか当たってませんか。
        わたしも23Jに鹿炎神積むときにやってみたが駄目だった記憶。


おっしゃるとおりにリアサスに当たって付きません。
1KH用のインシュレーターに換えて、
キャブのアクセルワイヤー取付金具を金ノコで切って、
全開位置ストッパーロウ付けして(画像赤枠内)、現状はきっちり付いてます。



20180803 近況

仕事帰りに23J(XT200)怪(47Jキャブ+装着)、散歩して帰宅する際に、
林道は特段なことはなく、その後の舗装林道下りでちょっと回転が上がらず引っかかる感じ。
先週の金曜の200kmほどの林道を含む散歩ではなにも問題は無かったのに。

47Jキャブのどこかの緩みか?とも思い見たがゆるみはなく。ついでに47Jのインナーパーツ補修キットを調達したり、
20180804には、23Jキャブ(一部、KeySter社インナーパーツ組み)に取り換え。
なお23Jキャブはふたつあり、ひとつはオーバーフローしたため、もうひとつに変更。
舗装路ではなにも問題は感じられません。

20180805、少々散歩したが林道下りで47Jキャブのような事象が発生するため、ニードルをあれこれいじってみた。
クリップ上下の真ん中を上下に一段づつ変更したが真ん中が正解か。でも、いまひとつなのは変わらず。
またキットから一段薄いRニードルでクリップ真ん中かやってみたが、まともにアイドリングせず、クリップ位置調整も行わず却下。
結局、キットではない、もとのノーマルニードルの3段目に戻して、今後の様子見というところ
もちろん、その辺をちょっと走った限りでは最善であります。

 

左上は23Jキャブと思うのだが、
もしかしてXT125(17T)のものかもしれない。
XT125パーツリストは所有していないため。

キースター社さんの空燃比調整パーツキットと
K&F社さんの補修キット、両方が使えるはず。


左下、47J用キャブのインナーパーツは
K&F社さんからのみ出ている(2019)はず。

YAMAHA社に新品キャブはあるのかどうか今は不明。
2005年ころには23J用を発注したら47J用が来た。

中古を探して、これら補修パーツで再生できるか?
が、課題となるのでしょうか。

エアクリ側の口径の関係で、
他のキャブ選択とかはけっこう難しいです。
メーカーさんは開発時に徹底的に検証するので
これらの純正キャブ
やはりXT125/200にはベストだと思います。

振動少なく、ゆっくりも楽しく、
回してやればきびきび走る、XT200は楽しいです。



20210120近況

23Jキャブは2個所有している。そのうちの一個を装着している(仮に23JAキャブとする)。
放置車両化しており、ほぼ乗ってはいないのだが、久々に出してくる。
暖機をしっかり実施しないとならなかった。
で、アイドリングの少し上くらいで、田舎道を歩く程度の速度で走っていて、
アクセルを開けていくと嫌がるところがある。

で、面倒なので23JBキャブに取り替えた。
ら、オーバーフローする。
で、面倒なので47Jキャブに取り替えた。
これがもうスムーズ感が高く、素晴らしいのだが全開側でいまひとつばらつく。
すごく惜しい。このキャブを煮詰めて行くのが正しい、と感じるのだが。
パワフル感は23Jキャブが高い。スムーズ感は圧倒的に47Jキャブです。

で、23JBキャブのオーバーフローを、フロートレベル調整で対処し、装着。
でも、1/4くらいのアクセル開度で、嫌がる。
この23JBは、インナーパーツのかなりを、補修キットで交換してある。
なので、セッティングを追わないと正常に戻れないかも。
で、すげ〜面倒くさがり屋のわたしなので、
23JAキャブへ戻ります。
ニードルクリップを確認。上から2段目でしたので、これを上から3段目に。
もうひとつの23JBキャブも上から2段目でした。
距離を走れていないので、確定ではありませんが、改善しているような?。

47Jキャブのほうのセッティングを決めて、取り替えたい気分もあったりします。

20210121午後、 ちょっと47Jキャブをチェックしました。
 M/JはBAKUDANキットでした。
47Jキャブ用のアフターパーツ一式も用意してあります。M/Jを交換しました
23Jと47Jではキャブ内容が異なりますので、
必要に応じてアフターパーツを入手してください。

その結果、なんか素晴らしくスムーズです。
パワー感は落ちるのかもしれませんが、
吹け上りがスムーズでストレスがないので軽快このうえないです。
当時はイケヤの47Jを借りたけど、重くなってるし、非力と感じたものでした。
メーカーの力ってすごいですよね、ここまで煮詰めるんですね。
、これ、キャブを47J専用に作ったのでしょうか?、
TK社に汎用で存在したのでしょうか?。
17T(XT125)と23J(XT200)ではボディは同じで、
内部パーツをセッティングの範囲で変更しているけど
47Jキャブは、口径もスライドバルブも変更しているので
実際には別物です。どれだけ売れるかわからないのに、
新規にボディを作ったのか、不明です。


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で、23Jキャブは治さず放置でOKとはなっていない・・・・、とか。



                 チョークパーツ内Oリングの交換方法

(KEYSTERさんなどの補修キットにも、ここのパーツは入っておりません)

プラグカブり 投稿者:マイケル・ミラー 投稿日:2021年 2月 2日(火)
7年放置していた47Jの復帰を目指し年末から (ry オーバーホールなどを始めました。
キャブの内部清掃をしてキック数発でエンジンもかかります。プラグは煤で真っ黒でした。
車庫に戻ってプラグを見ても煤で真っ黒のまま。
ガスが濃いのでメインジェットを116#〜115#へ変えてもプラグの被りは変わりませんでした。


Re: プラグカブり 投稿者:ナナポン 投稿日:2021年 2月 4日(木)
マイケル・ミラーさんへのお返事です。
もう一つ、私が経験した不具合カ所を思い出しました。
キャブレターのチョークノブの中側にOリングが使われているのですが、
このOリングが劣化していると絶えずチョークがかかった状態になります。
チョークユニットを外すと確認できます。私は市販の耐油性のOリングに変えています。


Re: 春一番♪ 投稿者:ナナポン 投稿日:2021年 2月 5日(金)

私もチョークの補修はかなり前のことだったので、今日点検をかねて23Jのチョークバラしてみました。
17Tの時はOリングが粉砕していましたので外しは簡単でしたが、Oリングがまだ生きていると大変です。
新品交換のつもりでバラさないとOリングに傷が付きます。

分解手順としては、(上記のナナポンさん画像参考のこと)
@ チョークユニットがキャブレターについている状態で チョークノブを引き抜く。
A チョークユニットを外す。  12oスパナ等
B 取り付けねじの切ってある外側の部品を抜く
(チョークユニットのダストカバーに隠れている場所に細いスリットがありRピンのようなスプリングで止まっています。
スプリングを広げてやればシャフトの切り欠きを抜くことが出来ます。)
C 外した部品に溝にはまるようにOリングが付いているので、針状なものでかき出す。
Oリングは外からは内側の一部しか見えないので、目視の点検では状態がわからない。)
         (なので、交換前提で、Oリングを用意しておくことが重要です)
D 新しいOリングにシリコングリスを塗り本の溝にOリングをはめる。

簡単な作業内容ですが、
Oリングに傷を付けずにはずすことが困難なため新品交換のつもりで考えてください
ちなみに私が使用したOリングは、外形8ミリ内径4ミリ太さ2ミリのものです。

                  ナナポンさん、まいど、ご支援ありがとうございますすorz←らいおん支障より。

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YSPから帰還させました笑 投稿者:マイケル・ミラー 投稿日:2021年 2月23日(火)

こんにちわ、1週間ほど前に不調の原因追求と点火系検査に出していたYSPより、
点火系の不具合はほぼ考えられないので検査していない、
キャブの分解をしてみたところジェット類には不具合はない、
圧縮は13kgと申し分ない。という答えが帰ってまいりました・・・
それで、ここからは自分でやったほうが早そうだったので強制帰還させ、
預けている間に初期型SR125のキャブを入手していたので、
まずはそれに付け替えるため、メインジェット、ニードル、
スロージェットを47Jのものに交換し試走してみたところ、以前のような不具合が改善!!!
これは!?!?となり、2つのキャブのジェット類を細かく見比べてみたところ、
ジェットノズルの穴の位置が異なっていることがわかりました。
47J ジェットノズルの穴は中間にあり、SR125キャブジェットノズルの穴は中間より下部にあることが判明。
ジェットノズルだけを入れ替えて試走したところ、
以前と同様の症状が発生・・・おそらくこのジェットノズルが原因で
燃料が濃い状態が出来上がっていたのかな?と思われます。
現在、SR125キャブにメインジェット#118、スロージェット#40、
ジェットニードル(47J用)クリップ位置下から2段目で若干薄めかな?
ぐらいにセットしてプラグの焼けは綺麗になりつつあり、トルク感もかなり改善傾向にあります。
ギアをトップまで入れての急な坂道走行もそこそこに加速していきます。
チョークが勝手に戻ってしまう症状を持っていたSR125キャブでしたので、
ヤマハからチョークアッセンブリーを入手、新品に交換しました。
ようやく気持ちよく走れる準備が整ってきました。

 ジェットノズル、ってこれ(画像)のことかな、これ実は貴重品。
 Keysterさんのキットにもこれは含まれていないのです。
 これに回復不能な支障が発生したら・・・・  多分、入手は厳しい。
 23J、47J用ともに、中間と下部に穴が開いてます。
 段違いで計8か所の穴が開いています。
そのノズルです!。XT125、200の純正は欠品ですしね。
キースターさんが作っていただけるとありがたいのですが〜。
実はこのノズルをモノタロウでSR125のものを品番から引いて購入しました。
その新品ノズルと中古購入SR125キャブの中についていたノズルの形状、穴の位置は同様でした。
47Jキャブに付いていたノズルは形状は同様のようですが、穴の位置が1cmほど上にあり、
2個ずつ4方向の段違いで合計8個の穴が空いています。